ライム病に関する警告

在留邦人の皆様へ

1.5月23日、オタワ市公衆衛生局より、オタワでは通常発せられない、ライム病(Lyme disease)の原因菌を保有するマダニに関する警告が発せられました。
したがって、草むらや、トレッキングなどで森林を歩く際は、長そでのシャツや長ズボンを着用し、予防に留意されることをお勧めします。

 

関連報道の概要は以下のとおりです。
「Ottawa now at-risk area for Lyme disease」(5月23日、CBCニュース)
2016年から2017年の初期にオタワ市内で採取したマダニの20%に、ライム病の原因菌(スピロヘータ)を保有するマダニが確認されたため、オタワ市公衆衛生局は、今年のマダニの季節が始まるのと同時に、オタワ市内でのマダニの警告を発した。今回保菌が確認されたマダニは、森林地帯だけではなく市内の草むらなどでも採取されたものであった。アルゴンキン動物病院の獣医Dr. Kevin McIntoshによれば、「犬の散歩の際に、犬がマダニに刺されたためか、すでに多くの犬の飼い主が獣医を受診している」とのこと。すでにオタワ市内の動物病院へは、公衆衛生局から警告が行われている。実際、過去に比べ、ライム病は増加傾向にある。オタワ市内で、2010年では、7人であったライム病患者が、2016年では、76人が確認された。予防として、野外での活動時は、長そで長ズボンを着用し、肌の露出を避けることが重要で、森林などから帰ってきたら、服や髪の毛などにダニが付着していないか、またペットの毛に付着していないかよく観察することが大事である。

 

2.対処法は次のとおりですが、ライム病の感染が疑われる場合は、医師にご相談ください。

 

(1)すでに噛まれてダニが皮膚に付着している場合:
ダニに噛まれた直後は、通常は頭の部分が皮膚に埋没しています。その場合、ダニをアルコールなどでふき取ることはせずに、毛抜き用ピンセットでなるべく肌に近いところでダニの頭の口先を掴むように真っすぐ引き抜くようにしてください。取ったダニは、瓶の中に入れ、感染による身体症状が出た時の為に保管し、公衆衛生局311へ電話にて報告してください。噛まれた皮膚は石鹸でよく洗い水で流してください。

 

(2)かまれたことに気づかずに何らかの症状が出た場合:
ダニに噛まれても、それがライム病の原因菌(スピロヘータ)を保有するマダニでなければ大きな問題はありませんが、もし噛まれた皮膚の部分が、リング状に円を描いたような発赤、その後、発熱、悪寒、筋肉痛、関節痛、疲労感、頭痛、リンパ腺の腫脹などの症状が出てきた場合は、ライム病が疑われます。その場合、医師の診断を受けてください。

 

出典:
http://www.cbc.ca/news/canada/ottawa/ottawa-at-risk-lyme-disease-1.4126523

 

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