４月２６日、カナダ航空宇宙博物館において、当館及びリトアニア大使館、ブナイ・ブリス・カナダとの共催の下、第二次世界大戦中にナチスの迫害からリトアニアに逃れてきたユダヤ人にビザを発給し、多くの命を救った駐リトアニア在カウナス日本領事館元副領事・杉原千畝氏を主人公とした映画「命のビザ」の上映会が開催されました。

上映前に開催されたレセプションにおいて、石川大使は、ダムシス・リトアニア大使及びブナイ・ブリス・カナダCEOのディマント氏とともに、冒頭挨拶を行い、本映画の上映会をオタワで開催するにあたってのダムシス・リトアニア大使のご尽力に謝意を示すとともに、人道において、国境は存在せず、重大な危機に瀕しながらも、人類は慈悲をもって偉大な行動をなし得ること、本映画は、暗く希望の無い戦時においても、光は存在することを証明していると述べました。

上映前には、本映画をカナダで配給しているマーティ・グロス氏による本映画の紹介がなされました。会場がほぼ満席となる、約250名近くの方々が映画を鑑賞され、上映会終了後、多くの皆様から、感動的な映画だったとのコメントを頂きました。