MONKEY MAJIK(KIZUNA大使)による特別アコースティック・ライブの実施(復興発信使事業)


2月21日(火)、在カナダ日本国大使館は、オタワ市内のライブハウス(Zaphod Beeblebrox)にて、復興発信使事業としてMONKEY MAJIK(KIZUNA大使)の特別アコースティック・ライブを開催致しました。

 

コンサートの冒頭挨拶にて、石川大使は、震災後のカナダからの支援に対し改めて謝意を表明するとともに、今回の復興発信使事業の意義について述べました。MONKEY MAJIKメンバーは、聴衆の胸に響く素晴らしい歌の数々を披露するとともに、被災地における活動、震災にまつわるエピソードについて観客に語りかけ、250名の聴衆で満員となった会場は大きな賑わいを見せました。今回のコンサートのチケットは2日間で全て配布が完了、Maynard、Blaise兄弟の故郷である当地におけるMONKEY MAJIKの人気の高さを改めて証明する形となりました。当地滞在中、メンバーは精力的にメディアの取材に応じ、外務省から任命されたKIZUNA大使として、カナダをはじめ世界との「絆」を深め、日本の元気を伝えたいという強い思いを語ってくれました(2月22日付The Ottawa Citizen紙“Work in Japan has only begun”)。

 

なお、MONKEY MAJIKは復興発信使事業の一環として、2月19日(日)にはトロントの日系文化会館にてコンサートを行いました(トロントのコンサートの模様についてはこちら)。

 

コンサートの実施に際し、御協力いただいたヤマハ・カナダ・ミュージック社に対して心より御礼申し上げます。

 

~MONKEY MAJIKプロフィール~

MONKEY MAJIKは仙台を基盤として活動するカナダ人兄弟 Maynard(Vo&G)、Blaise(Vo&G)と日本人のリズム隊tax(Dr)、DICK(B)からなるハイブリッドバンド。メンバー4人は東日本大震災による自宅の被災等にもかかわらず、震災直後に音楽活動を中止し、被災地に赴き、がれきの撤去作業などのボランティア活動を行いました。音楽活動再開後も、「SEND 愛」プロジェクトを立ち上げ、被災者支援のためのチャリティーコンサート開催を積極的に進め、音楽を通じて被災者に勇気を与え続けています。

 

オタワにおいてMONKEY MAJIKは、2008年に「日加修好80周年親善大使」として今回と同じライブハウス(Zaphod Beeblebrox)にて公演を行い、また2009年7月にカナダ公式訪問中の天皇皇后両陛下が、レスター・ピアソン・ビルディング(カナダ外務国際貿易省が入居)にて祝賀行事にご臨席された際には、天覧ライブを行いました。

  

 

 

 

 

 

 

本使による冒頭挨拶

   

当地メディアからのインタビューを受けるメンバー

開場前の行列