草月流生け花展の開催

 

 

 10月18日及び19日、当館講堂にて生け花草月流オタワ支部による展覧会が開催されました。今年のテーマは「イケバナ・インスピレーション」で、カナダ人芸術家の作品から得たインスピレーションを基に花を生けるという試みのもと、美しい秋の色彩を生かした数々の作品が展示されました。

 

 開会式では、草月流生け花オタワ支部のナンシー・シャープ会長とリンダ・ジョーンズ展示会主任がそれぞれ挨拶を行いました。奥田大使は冒頭挨拶にて、今回のテーマは異なった国同士の文化伝統がいかに互いに影響し合い新しい芸術を生み出すことができるかを証明するものである、このような協力の精神と他文化から学ぼうとする意欲に触発されて、より多くの人が芸術を通じて国と国との架け橋を築いていくことを望む、と述べました。

 

 2日間の開催中、500名を超える来場者があり、カナダの芸術と日本の伝統文化である生け花の想像力溢れる共演を楽しみました。

 

 

 

奥田大使による冒頭挨拶

 

 

 

草月流生け花オタワ支部のシャープ会長による挨拶

 

 

 

リンダ・ジョーンズ展示会主任による挨拶

 

 

 

 

 

草月流関係者から解説を聞く奥田大使夫妻

 

 

 

会場の様子

 

 

 

 

生け花展示作品とインスピレーションの源となったカナダ人芸術家の作品

  

右:Joe Fafardの彫刻「Holy Rooster」

 

 

 

右:グループ・オブ・セブン Lawrence Harrisの「North Shore, Lake Superior」

 

 

  

右:Alex Coleville の「Infantry at Nijmegen」

 

 

  
右:Mary Prattの「Red Currant Jelly」