ユネスコ無形文化遺産登録記念 「和食」PRイベント開催
「和食」が昨年12月に国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に認定されたことを受け、3月20日、大使公邸にて政府関係者、有識者やフード・メディア等を招待し、「和食」のプロモーション・イベントが日加外交関係樹立85周年の一環として行われました。
奥田大使は冒頭挨拶にて、「和食」は日本古来の「自然の尊重」という精神にのっとり、正月や田植、収穫祭のような年中行事と密接に関係し、家族や地域コミュニティのメンバーとの結びつきを強めるという社会的慣習である点において評価され、新たに世界文化遺産として登録された旨、述べました。
本イベントでは、出汁や味噌等の技術が発達・伝播して懐石料理等の繊細な日本料理が生まれた歴史的背景を紹介した後、濱名省爾・大使公邸料理人が、季節の花や葉などで自然の美しさや四季の移ろいを表現した様々な日本料理で参加者を魅了しました。
「和食」が無形文化遺産に認定されたことにより、今後、諸外国で日本の食文化への理解が進み、ますます「和食」が身近なものとなることを願う一方、日本人自身も日本食文化を次世代に向けて守り伝えていく動きにつながることが期待されます。
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奥田大使による冒頭挨拶
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濱名省爾大使公邸料理人
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開場の様子
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和食の変遷についてのプレゼンテーション
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振る舞われた和食の数々
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