日本映画上映会の開催

 


 3月18日(水)、当館講堂にて日本映画上映会が開催され、計2本の作品(「ホーホケキョとなりの山田くん」(アニメーション)及び「トウキョウソナタ」)が上映されました。


 同日午後に上映された「ホーホケキョとなりの山田くん」は、どこにでもあるような平凡な日本の家族の日常がユーモアを交えて描かれた作品で、日本人の実生活を垣間見ることができるものでした。当館広報文化センター長の尾形書記官が冒頭挨拶を行い、日本とカナダ両国の子供の生活には多くの共通点があると述べました。


 夜には、世界的に高い評価を受ける黒沢清監督による映画、「トウキョウソナタ」が上映され、約130名以上の映画ファンがつめかけました。
冒頭挨拶で当館の軽部公使は、次のように述べました。「当館は常に現代の日本社会や革新的な変貌を遂げる日本、そして日本文化をカナダ人に向けて発信することを目指しており、映画上映はそれを可能にしてくれるまさに最善の手段の一つです。幸いにも日本は、海外の映画ファンに対して日本映画産業の質と規模を紹介するのに十分な才能ある俳優や監督、映画製作者に恵まれています。」


 今回の日本映画上映会にご参加頂きました皆様に心からお礼申し上げます。秋に開催される日本映画祭にも是非お越し下さい。

 

 

  

 

「ホーホケキョとなりの山田くん」上映前に冒頭挨拶を行う広報文化センター長の尾形書記官

 

手描きの続き漫画のように描かれた作品「ホーホケキョとなりの山田くん」

 

   

 

「トウキョウソナタ」上映前に冒頭挨拶を行う軽部公使

 

 

 

満席となった「トウキョウソナタ」の上映会