日本における標準時の導入についての講演会 |
3月15日、米国ジョン・ホプキンス大学のユリア・フラマー准教授を迎え、講演会「日本における時間計測と標準時の導入」 を開催しました。
冒頭挨拶において門司大使は、日本人と時間との関係性を、江戸時代における科学技術の発達に触れながら話しました。
講演では、それまで経度・緯度といった尺度を持たず、京都が経度の基準となっていた日本において、19世紀に地図製作者がどのように新しい技術を用いながら国を測量して行ったかについてフラマー准教授から解説されました。
講演後の質疑応答では、新しい時間計測方法が馴染みにくかった分野や、この時代に発達した様々な時間測量の技術についてなど、多くの質問がありました。
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冒頭挨拶をする門司大使
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講演を始めるフラマー准教授
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日本古来の時刻制度を解説するフラマー准教授
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日本独自の時間計測がどのように行われていたかを説明する フラマー准教授
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二つのおもりによって、時間の長さを調節していた和時計
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田中久重の万年時計 (1851)
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参加者
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質疑応答の様子
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