この度、日本政府は、日本文化普及における日本画家、華道家としての多大なる功績を称え、当地在住の菊地貢(菊地深嵐)氏に対する「旭日双光章」の叙勲を決定致しました。
菊地氏は、日本画、特に特殊な「たらし込み」技法を用いて、日本の題材のみならずカナダの田園風景や花鳥風月を題材とした絵を描き、数々の賞を受賞されました。また、オタワ市を中心に各地で個展を開催し、絵画の指導にもご尽力されました。
また、日本画家としてご活躍される一方、小原流生け花の師範(副教務及び名誉顧問)として、生け花インターナショナル・オタワ支部を1967年に、小原流生け花オタワ支部を1989年にそれぞれ設立し、メンバーに対する華道指導を精力的に行われています。
今次平成24年春の叙勲においては、菊地貢氏の他、カナダ国内では、ブリティッシュ・コロンビア州在住の林光夫氏(ナショナル日系博物館・ヘリテージセンター会長)への旭日双光章の叙勲(功労概要:在留邦人への福祉功労)、及びサスカチュワン州在住のアーサー・ツネオ・ワカバヤシ氏(元在レジャイナ日本国名誉総領事)への旭日中綬章の叙勲(功労概要:日本・カナダ間の交流促進及び友好親善に寄与)が決定しております。
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