CBCラジオへの日本大使館のコメント発出(慰安婦問題)

 

 

 11月30日,加公共放送CBCから当館に対し,慰安婦を題材としたドキュメンタリー映画 "Apology" の制作者に対するインタビューを実施するにあたり,日本政府の見解を得たい旨の依頼がありました。


 同依頼に対し,日本大使館は,概要以下のとおりコメントしました。

 

 

・日本政府として,慰安婦問題は多数の女性の名誉と尊厳を傷つけた問題と認識している。


・昨年8月14日の総理談話で述べられているとおり,20世紀において戦時下多くの女性の尊厳名誉が深く傷つけられた過去を胸に刻みつけ,21世紀こそ,そうならないよう世界をリードする決意である。


・韓国とは昨年12月28日の日韓外相会談で最終的不可逆的に解決されることを確認した。この合意に基づき,本年8月31日,日本政府は韓国に設立された財団に対し,10億円を支出した。それを基に本年10月,財団は,元慰安婦の方々のための事業を開始したと承知している。


・日韓それぞれが合意を着実に実施することが重要であり,日本政府としては引き続き韓国側と連携していく所存である。

 

 

歴史関連(外務省HPへのリンク)