石川大使のブリティッシュ・コロンビア州公式訪問:2010年12月8日~11日

 

 12月8日から11日まで、石川大使は、ブリティッシュ・コロンビア州の州都ビクトリア市及びバンクーバー市を訪問し、ポイント副総督、マックダイアーミド観光・貿易・投資大臣兼政府間関係担当大臣、ハンセン財務大臣、トムソン・エネルギー・天然資源大臣、ヤマモト建築法規改正担当大臣、グリーンウッド加太平洋部隊司令官のほか、フォーティン・ビクトリア市長、ロバートソン・バンクーバー市長と会談しました。

 

 一連の会談において、石川大使は、ブリティッシュ・コロンビア州と日本は、地理的・心理的に近い関係にあるが、それだけでなく、成熟した民主主義、言論の自由、法の支配、法的予見可能性(legal predictability)といった価値観を共有しているパートナーであり、とかく当然視しがちな良好なお互いの関係を改めて再認識する重要性を申し述べ、ブリティッシュ・コロンビアの関係者からも改めてお互いの関係が重要である発言が相次ぎました。

 また、ブリティッシュ・コロンビアの関係者からは、改めて昨年の天皇皇后両陛下の御訪問への高い評価が言及され、素晴らしい御訪問で感慨深く思い出される旨の発言がありました。

 

 12月10日には、CBCラジオの番組(”Phare Quest”及び”the Early Edition”)に生出演するとともに、バンクーバー・サン紙のインタビューに応じ、12月14日付け同紙にインタビュー記事が掲載されました。

 

 このほか、日系プレース、バンクーバー日本語学校やブリティッシュ・コロンビア大学を訪問するとともに、同州で活動している日系企業の方々、在留邦人や日系カナダ人の方々ともお会いさせていただきました。

 

 日系プレースやバンクーバー日本語学校では、日系カナダ人の方々がたどってこられた歴史に改めて思いを馳せるとともに、先人たちのなみなみならぬ努力に改めて敬意を表した次第です。

 

 今回の公式訪問を通じて、石川大使は、太平洋に面し、歴史的にも日本との関係の深いブリティッシュ・コロンビア州は、新しい可能性に満ちており、日本とカナダとの関係に新しい1ページを開いていく存在であるとの思いを新たにしました。

  

 

ポイント州副総督を囲んで

 

マックダイアーミド観光・貿易・投資大臣兼政府間関係担当大臣と共に

 

   

 

ハンセン財務大臣との会談

 

トムソンエネルギー・天然資源大臣と共に

 

   

 

ヤマモト建築法規改正担当大臣

 

 

グリーンウッド加太平洋部隊司令官

 

   

 

フォーティン・ビクトリア市長を囲んで

 

 

ロバートソン・バンクーバー市長と共に

 

   

 

エマーソン元連邦外務大臣と共に

 

日系プレース・日系ホームにて

   

 

バンクーバー日本語学校にて

 

 

 

CBCラジオ(”Phare Ouest”)への出演