石川大使のマニトバ州公式訪問

(2012年9月24日~26日)

 

9月24日~26日、石川大使は、マニトバ州を公式訪問し、州都ウィニペグ市において、セリンジャー州首相、レイド州議会議長、チョミアック州イノベーション・エネルギー・鉱山大臣、コスティシン州農業・食料・地方イニシアチブ大臣と会談を行うと共に、日本と関係を有する地元企業関係者と意見交換を行いました。この間、ケン・ザイフマン在ウィニペグ日本名誉総領事が同行しました。

 

会談及び意見交換において、石川大使は、東日本大震災に関するマニトバ州政府及び市民からの多大なる支援に深甚なる謝意を表明するとともに、日本の消費にとって小麦、カノーラ、豚肉等のマニトバ州産農産物の貿易の重要性、カナダで最も積極的に気候変動対策を進めているマニトバ州と日系企業の同分野における科学技術協力の重要性等について意見が一致しました。

 

公式訪問期間中、マニトバ州産対日農産物貿易に関連して、大規模穀物農家の訪問(同農家は日本の高校生をホームステイとして受け入れています。)、穀物エレベータの視察、食品開発センターの視察、気候変動対策におけるマニトバ州と日系企業の科学技術協力に関連して、日本製蓄電池を利用してウィニペグ市で試験走行されている電動バスの試乗を行いました。

 

また、マニトバ州に居住する日系人の方々とお会いし、現地の生活事情から震災後のチャリティー活動をはじめとする日本人会の活動に至るまで、様々な興味深いお話しをうかがいました。

 

今回の公式訪問を通じて、農業や気候変動対策等マニトバ州の特徴を活かした日本とマニトバ州の関係強化の重要性が改めて認識されました。

  

セリンジャー・マニトバ州首相とともに

 

レイド州議会議長とともに(右:ザイフマン在ウィニペグ名誉総領事)

 

 

チョミアック州イノベーション・エネルギー・鉱山大臣とともに

 

コスティシン州農業・食料・地方イニシアチブ大臣とともに

(右:ザイフマン在ウィニペグ名誉総領事)

 

ヤマシタ・マニトバ日系文化センター会長とともに

 

穀物農家であり、日本の高校生をホームステイとして

受け入れているヨーカム氏