オタワ市長主催ソマリア支援チャリティ・イベントへの参加

 

9月14日、ワトソン・オタワ市長主催のソマリア支援チャリティ・イベントがオタワ市庁舎で開催され、日本を含む26カ国の大使館が参加し、各国のブースで自国の料理を提供しました。本イベントには、オタワ市長、市議、石川大使を含む各国大使及び一般市民ら約300名が出席しました。

 

日本ブースでは、寿司、焼き鳥及び焼きそばを提供するとともに、1587年にローマからの帰路、初めて現在のソマリア(モガディシュ)を訪問した伊東マンショら天正遣欧少年使節の写真、及び本年8月に日本が実施した「アフリカの角」地域における干ばつ被害への国際緊急援助の写真の展示を行い、関心を集めました。

 

同イベントの開催によりオタワ市が集めた寄付金は約35,000加ドルに上り、カナダ政府による同額の寄付金の上乗せ(マッチング)により、寄付金総額約70,000加ドルがオックスファム・カナダ及びケア・カナダを通じてソマリアに引き渡される予定です。

 

(注)アフリカ東部の「アフリカの角」地域では、2010年秋から干ばつが悪化し、本年春の雨季に十分な降雨量が得られなかったことから、過去60年間で最悪の干ばつによる食糧危機が発生しています。国連によると、ジブチ、エチオピア、ケニア及びソマリアにおいて約1,240万人が支援を必要としています。

  

 

左から、石川大使、ワトソン・オタワ市長、山口三夫シェフ