8月5日,門司大使夫妻は,倉光モントリオール総領事夫妻と共に,広島市と姉妹都市であるモントリオール市が主催する第19回広島平和記念式典(於:モントリオール市植物園,日本庭園)に出席しました。
門司大使は挨拶の中で,本年は,広島市で開催されたG7外相会合「核軍縮及び不拡散に関するG7外相広島宣言が採択され,また,G7伊勢志摩サミットの直後にオバマ米大統領が広島市の平和記念資料館及び原爆死没者慰霊碑等を訪問した記念すべき年であり,核廃絶及び世界平和への機運が高まっている,また,本件平和記念式典は,かかる観点から非常に重要な意義を有しており,モントリオール市及び関係者の努力に感謝すると共に,引き続き本式典がそのような重要な役割を果たすことを期待していると述べました。
式典には,デゥニ・コデール・モントリオール市長はじめ,来賓としてケベック州政府を代表してクリスティン・サン=ピエール国際関係・仏語圏大臣,ディオン外相代理としてマルク・ミレー下院議員他,多くの日系人関係者,および広島市から派遣された文化交流関係者が出席しました。核廃絶と世界平和を祈る厳かな雰囲気の中で,広島の被爆時刻(日本時間8:15)と同じ19:15に平和の鐘が鳴らされ,その後,コデール市長及び門司大使挨拶に続き,「平和宣言」が英,仏,和の三つの言語で紹介され,最後に松井一實市長からのコデール市長宛の書簡メッセージが伝達され,20:20頃に閉幕しました。
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