奥田大使の「妊産婦、新生児及び乳幼児の健康に関する会合」出席

 

 


 

1. 5月28日~30日、奥田大使は、トロントで開催されたハーパー首相主催「妊産婦、新生児及び乳幼児の健康に関する会合」(MNCH会合)に、加藤宏JICA理事とともに出席しました。MNCH会合には、カナダ政府からハーパー首相、ベアード外相、パラディー国際開発相、リーチ労働相兼女性担当相他が出席した他、キクウェテ・タンザニア大統領、潘基文国連事務総長、チャンWHO事務局長、キム世界銀行総裁、シャーUSAID長官、各国の閣僚級等の要人及びゲーツ財団等の民間パートナーが多数参加しました。

 

2. MNCH会合では、「すべての女性と子どもを助けよう-目標は手の届くところにある」をテーマとし、国連ミレニアム開発目標(MDGs)である妊産婦、新生児及び乳幼児の保健の向上について幅広い議論が行われました。

 

3. 5月29日に開催された新生児の健康の向上をテーマとする分科会では、加藤JICA理事がパネリストとして登壇し、このテーマに関する我が国の取り組みについて、JICAの経験を具体的な事例をあげつつ紹介しました。

 

4. 奥田大使と加藤JICA理事は、この機会を利用し、パラディー国際開発相と会談を行ったほか、多くの要人と立ち話を行いました。

 

5. なお、カナダ政府は、MNCH会合において、母子の保健の向上の分野で、2015年~2020年の間に新たに35億加ドルを拠出することを発表しました。

 

 

  

 

パラディー国際開発大臣(左から2人目)、 加藤JICA理事(中央)、本使(右から2人目)

 

 

 

 

新生児の保健の向上に関する分科会に参加する 加藤JICA理事(右)

 

 

 

 

MNCH会合クロージング

(左から、ハーパー首相、 キム世銀総裁、チャンWHO事務局長、シャーUSAID長官、 マカーニー加MNCHネットワーク会長、キクウェテ・タンザニア大統領)