奥田大使のアルバータ州公式訪問 |
奥田大使は、12月3~6日までアルバータ州を公式訪問しました。州都エドモントン市では、プレンティス州首相、オベーレ州エネルギー大臣、オルソン州農業大臣等と会談を行いました。また、奥田大使は、在留日系人、大学関係者等とそれぞれ会談しました。
あわせて、同州北部のフォートマクマレー近郊のオイルサンドサイトを訪問し、現地の日系企業と意見交換を行い、オイルサンドの採掘現場を視察しました。 豊富な天然資源を有し、またカナダ有数の穀物生産地であるアルバータ州と日本は長年にわたり良好な協力関係を維持しています。日本は同州から菜種、小麦、豚肉等の多くの農産物及び石炭等の鉱物資源を輸入しており、日本は同州にとって世界第3番目の輸出相手国となっています。また、同州はサウジアラビア、ベネズエラに次ぐ世界第3位の石油埋蔵量を誇り、州内の日系企業も資源産業を主な活動分野としています。
奥田大使は、一連の会談において、アルバータ州のエネルギー資源を国際市場に接続することの重要性や、両国間の姉妹提携関係、科学技術協力分野において、より一層関係を強化していくことを期待する旨述べました。
今回の公式訪問を通じ、アルバータ州内で日系企業が長年にわたって大きな貢献をし、力強いプレゼンスを持っていることを再認識しました。また、貿易・投資関係の一層の拡大、研究協力・大学間交流の一層の促進等において、同州から日本に対する関心の高さと期待を実感しました。奥田大使は、今後このような同州の期待に応えるべく、一層努力していきたいと考えています。
|
![]() |
|
プレンティス州首相(左)と奥田大使 |
プレンティス州首相と会談する奥田大使 |
![]() |
|
ウーポー対外関係副大臣(右)と奥田大使
|