奥田大使のサスカチュワン州公式訪問:2014年2月2日~2月5日 |
奥田大使は、2月2日~2月5日までサスカチュワン州を公式訪問しました。州都リジャイナ市では、マクミラン州エネルギー・天然資源大臣兼貿易大臣、スチュワート州農務大臣、ノリス州高等教育大臣等と会談を行いました。また、奥田大使は、カナダ連邦警察(RCMP)訓練所を視察した他、州営企業関係者、サワ在リジャイナ名誉総領事、日系人協会関係者他とそれぞれ会談しました。
あわせて、同州最大都市のサスカトゥーン市を訪問し、州政府主催の農業貿易サミットに賓客として出席しました。又、サスカチュワン大学を訪問し、学長と会談した他、同大学の研究機関を訪問し、日本との学術交流の促進に関し、意見交換をしました。
カナダ有数の穀物生産地であり、豊富な天然資源を有するサスカチュワン州と日本は長年にわたり良好な協力関係を維持しています。日本は同州からカノーラ等の菜種種子、小麦等の多くの農産物及びウラン、カリウム等の鉱物資源を輸入しており、日本は同州にとって世界第3番目の輸出相手国となっています。また、同州内には国内有数の最先端の研究所が存在し、多くのビジネスが成長を遂げています。
奥田大使は、一連の会談において、サスカチュワン州と日本が、貿易面での関係のみならず、二酸化炭素回収技術を始めとする先端技術分野においても、より一層の関係を強化していくことを期待する旨述べました。 今回の公式訪問を通じ、サスカチュワン州内で日系企業が長年にわたって大きな貢献をし、力強いプレゼンスをもっていることを再認識しました。また,貿易・投資関係の一層の拡大、研究協力・学生交流の一層の促進等において、同州から日本に対する関心の高さと期待を実感しました。奥田大使は、今後このような同州の期待に応えるべく、努力していきたいと考えています。
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マクミラン州エネルギー・天然資源・貿易大臣と奥田大使 |
ノリス州高等教育大臣(左) とサワ名誉総領事(右) |
スチュワート州農務大臣と奥田大使 |
ラフランスRCMP (カナダ連邦警察) 訓練所長官補と奥田大使 |
ブシュヴィシニアック・サスカチュワン大学学長(中央) とベイジンガー同大学副学長補(右)
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