ハリファックス市の男の子から、被災地への祈りを込めた千羽鶴が届きました


3月29日、石川大使は、ハリファックス市(ノバスコシア州)からオタワにやってきた8歳のアレックス君から、3月11日に発生した東日本大震災の被災者の方々のために作られた千羽鶴を受け取りました。受け渡しは、当館に本件を連絡下さったマイケル・サビッジ下院議員(ノバスコシア州ダーツマス・コール・ハーバー選挙区選出)の執務室で行われましたが、この日のために、アレックス君のお父さんは、アレックス君と千羽鶴を車に乗せてハリファックスから実に遠い道のりを2日かけて運転し、はるばるオタワまでお越し頂いたとのことです。

 

アレックス君が学校のお友達やそのご両親の皆様と一緒に祈りをこめて折りあげた鶴の数は1400羽を超え、また、その一枚一枚には、折って下さった方々による直筆のメッセージが書き込まれています。アレックス君が折ってくれた鶴の羽にはこう記されています:

 

”My wish is that the people of Japan do not lose hope and that they know that we care”

(私の願いは、日本の皆様が希望を捨てず、私達が気にかけていることを知って頂くことです)

 

石川大使は、アレックス君とお友達からの心のこもった贈り物に対して心からの感謝の意を述べるとともに、この千羽鶴を、励ましを必要とする被災地の子供達に必ず送り届けることを約束しました。

  

大きな千羽鶴を持ってきてくれたアレックス君と石川大使

 

大きな鶴の翼に上記のメッセージが書かれています