石川大使のオンタリオ州議会本会議場における演説

 

石川大使によるスピーチ・テキストはこちらからご覧頂けます。


 4月7日、石川大使は、オンタリオ州議会議長の招待により、州議会本会議場において、マッギンティー州首相や、ピータース州議会議長のほか、フーダック州進歩保守党党首やホーワス州新民主党党首、同州政府閣僚はじめ多くの州議会議員出席の下、東日本大震災の現状や、今後の日本とオンタリオ州との関係について演説しました。オンタリオ州議会によれば、外国代表による同州議会での演説は、25年前の南アフリカのデズモンド・ツツ主教以来で、歴史的なことだそうです。石川大使の演説前の州議会議長の冒頭挨拶や、演説後の州首相や野党党首からの答辞において、被災者の方々への心からの哀悼の意が表明され、オンタリオ州民は日本国民とともにあることや、日本がより力強く復興することを確信しているといった温かい励ましのメッセージが繰り返し述べられました。

  

州議会到着時、マッギンティー州首相(左)とピータース州議会議長(右)の出迎えを受けました

 

 

オンタリオ州議会本会議場で演説する石川大使とピータース州議会議長(後方)
演説終了後、出席議員全員より総立ちでの大きな拍手を頂きました

 また、石川大使は、この機会を利用して、オンリー副総督及び同令夫人、ピータース州議会議長をそれぞれ個別に表敬訪問しました。大使からは福島第一原発などの被災の現状や被災地支援の状況に加え、家や家族を失った多くの子供たちが今後も継続的な支援を必要としていることなどを説明しました。これに対し、副総督、州議会議長からも被災者への哀悼と、日本とオンタリオとの強い連帯の気持ちが表明されました。石川大使の演説内容はこちらからお読み頂けます。

 

 

左から、オンリー副総督、石川大使、山本在トロント総領事代理

 

 

左からピータース州議会議長、石川大使