第40回 日本映画祭

令和4年12月13日
 2022年12月11日及び12月13日、日本大使館とカナダ映画協会(CFI)は、国際交流基金トロント事務所の協力のもと、オタワ・アート・ギャラリーにて第40回日本映画祭を開催しました。12月11日の映画祭は、ケベック市を拠点に活動する日本のアイドルグループ「Ice Qream」によるパフォーマンスで始まりました。メンバー5人が3曲の楽曲を披露し、アイドル文化、ヲタ芸(踊りや応援の一種)、歌で使われる日本語について紹介しました。
 
 その後、山野内勘二大使、カナダ映画協会のマクソーレイ代表、オタワ・アート・ギャラリーのシンクレア主任キュレーターによる開会の挨拶が行われました。山野内大使は挨拶で、日本映画祭が40周年を迎えることに触れ、異文化を理解し、発見するために映画がいかに重要か述べました。開会の挨拶に続き、短編映画「モリモリ島のモーグとペロル」とアニメ映画「ポッピンQ」を上映しました。映画祭の二日目となる12月13日には、短編映画「こまねこのおるすばん」とコメディ映画「嘘八百」を上映しました。雪の日にも関わらず、映画祭の二日間で約200名の方に来場いただきました。
 
 当館とCFIは、初めて日本映画祭を共催した1985年以来、オタワ市及びガティノー市において様々な日本映画を上映してきました。同映画祭は、カナダ映画協会が実施するイベントの中でも最も歴史のあるイベントの一つです。
 
ケベック市を拠点に活動するグループ「Ice Qream」の
メンバー5人が3曲を披露し、日本語での声援を説明

 
Ice Qreamパフォーマンス中の客席


 
開会の挨拶をする山野内大使 開会の挨拶をするカナダ映画協会のマクソーレイ代表