モントリオール国際関係評議会における川村大使講演

令和3年12月1日
 12月1日、川村泰久大使は、モントリオール国際関係評議会(CORIM)主催の会議で「日本-カナダ:インド太平洋地域に於ける法の支配と共通利益の強化」と題した講演を行いました。
 
 川村大使は、日本とカナダ、そして日本とケベック州は、強い歴史的なつながり、共通の価値、ビジネス及び人的つながりを有する「志を同じくした友人でありパートナー」であると述べました
 
 講演は、インド太平洋地域の主要パートナーである日本とカナダの機会と課題に焦点を当てた内容で、川村大使は、法に基づいた国際秩序を通じた平和と安定の実現を追求する「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」についての日本のビジョンについて説明しました。カナダは、このビジョンを達成するために日本と協力するとしたコミットメントを表明しています。
 
 川村大使は、インド太平洋地域の様々な安全保障上の課題や法に基づいた国際秩序への挑戦を述べた上で、そのような課題や挑戦に対処するために日本とカナダは協働しなければならないと強調し、FOIP達成に資する日本とカナダの優先協力分野6分野についても説明しました。
 
 最後に川村大使は、「日本とカナダは共に行動することで力を発揮する」と述べ講演を結びました。

 

 

 
川村大使CORIM講演