石兼大使による日本の開発援助に関する講演会の開催

平成31年2月11日
 2月7日、石兼大使は、オタワ大学において、国際開発ウィークに先立って開催されるイベントの一環として、日本の国際開発に関する取り組みについて講演会を行いました。
 石兼大使は、主に、日本の政府開発援助(ODA)について述べ、日本の国際開発政策の歴史の他、日本政府とカナダ政府による開発分野の取り組みを対比し説明しました。また、石兼大使は、気候変動やジェンダーに絡む諸問題、草の根レベルの活動についても説明しました。最後に、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けたODA政策の位置づけについて述べました。
 オタワ大学のファーカン・アシフ非常勤講師が石兼大使の講演内容を踏まえて、自身の見解も述べつつ、ファシリテートし、質疑応答では、同大学で国際開発を学ぶ学生から国際開発における日本の取り組みについて、たとえば、日本のODAを形作る上で気候変動が与える影響に関する質問を始め、日本が培ってきた自然災害に関する様々な知識や技術、国際開発プロジェクトにおける他国との協力の可能性についてなど、多岐に亘る質問がなされました。
 
オタワ大学の学生による冒頭挨拶

 
日本のODAに関する講演を行う石兼大使

 
石兼大使の講演内容を踏まえ、意見や見解を述べる
オタワ大学のファーカン・アシフ非常勤講師
 
石兼大使に質問をする学生

 
学生の質問に答える石兼大使 石兼大使への謝意を述べる本講演会主催者のデポール氏