高橋順氏に対する在外公館長表彰授章式の開催
令和6年4月30日
2024年4月30日、山野内勘二大使は、オタワ市内にある高橋道場創設者の一人で同道場の代表を務める高橋順氏に対し、柔道を通じた両国関係の発展及び日系カナダ人のためにご尽力された功績を顕彰し、在外公館長表彰を授与しました。
高橋順氏は、カナダにおける女性柔道家として初めて黒帯を獲得し、国内で最高段位である七段を保持する柔道家です。また、高橋氏は、第2次世界大戦中の日系カナダ人に対するカナダ政府の不当な対応に対する謝罪と補償を求めるリドレス運動に参加し、リドレス合意後も、長期に亘り全カナダ日系人協会オタワ支部におけるリドレス事務局の主要メンバーの一人として、日系カナダ人の地位向上のために精力的に活動されました。1969年には、夫で日系カナダ人2世の柔道家高橋正男八段と共に高橋道場を創設しました。高橋道場は、武道を通じて日本文化の普及に顕著な功績を残し、柔道オリンピック・パラリンピック選手も数多く輩出するなど、カナダにおける柔道の発展に顕著な役割を果たして来ました。同道場には、ピエール・トルドー元首相やジャスティン・トルドー首相、ブライアン・マルルーニ元首相のご子息も通い、柔道指導を通じて日本とカナダの友好親善にも大きく寄与されました。さらに、同道場は、オタワ囲碁クラブの碁会所の一つでもあり、書道・墨絵教室に場を提供するなどオタワにおける日系コミュニティーの拠点でもあります。
式典では、山野内大使が高橋順氏の功績を称える祝辞を述べた後、表彰状を授与しました。これに対し、高橋氏は、家族や友人、道場関係者、当地の日系コミュニティー関係者ら大勢の出席者に対し、感謝の意を表しました。続いて、1988年から1990年にカナダ政府でリドレス委員会事務局長を務めたアン・スコットン氏が高橋氏の日系人に対する貢献について述べ、高橋氏の孫の高橋マリコ氏による祝辞に続き、サチコ・オクダ元オタワ日系協会(OJCA)会長が祝辞・乾杯を行った他、最後に高橋氏の息子の高橋アリン氏が締めの挨拶を行いました。
高橋順氏は、カナダにおける女性柔道家として初めて黒帯を獲得し、国内で最高段位である七段を保持する柔道家です。また、高橋氏は、第2次世界大戦中の日系カナダ人に対するカナダ政府の不当な対応に対する謝罪と補償を求めるリドレス運動に参加し、リドレス合意後も、長期に亘り全カナダ日系人協会オタワ支部におけるリドレス事務局の主要メンバーの一人として、日系カナダ人の地位向上のために精力的に活動されました。1969年には、夫で日系カナダ人2世の柔道家高橋正男八段と共に高橋道場を創設しました。高橋道場は、武道を通じて日本文化の普及に顕著な功績を残し、柔道オリンピック・パラリンピック選手も数多く輩出するなど、カナダにおける柔道の発展に顕著な役割を果たして来ました。同道場には、ピエール・トルドー元首相やジャスティン・トルドー首相、ブライアン・マルルーニ元首相のご子息も通い、柔道指導を通じて日本とカナダの友好親善にも大きく寄与されました。さらに、同道場は、オタワ囲碁クラブの碁会所の一つでもあり、書道・墨絵教室に場を提供するなどオタワにおける日系コミュニティーの拠点でもあります。
式典では、山野内大使が高橋順氏の功績を称える祝辞を述べた後、表彰状を授与しました。これに対し、高橋氏は、家族や友人、道場関係者、当地の日系コミュニティー関係者ら大勢の出席者に対し、感謝の意を表しました。続いて、1988年から1990年にカナダ政府でリドレス委員会事務局長を務めたアン・スコットン氏が高橋氏の日系人に対する貢献について述べ、高橋氏の孫の高橋マリコ氏による祝辞に続き、サチコ・オクダ元オタワ日系協会(OJCA)会長が祝辞・乾杯を行った他、最後に高橋氏の息子の高橋アリン氏が締めの挨拶を行いました。
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山野内勘二大使祝辞 |
表彰状を手にする高橋順氏と山野内大使 |
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高橋順氏答辞 |
アン・スコットン氏祝辞 |
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高橋マリコ氏祝辞 |
オクダ・サチコ氏による乾杯 |
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山野内大使と高橋順氏、高橋家 |
高橋アリン氏による挨拶 |
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山野内大使と高橋順氏、高橋家一同 |