ノーマン・タケウチ(竹内・清光・ノーマン)氏に対する在外公館長表彰授章式の開催
令和5年10月24日
10月24日、山野内勘二大使は、当地在住の日系カナダ人画家ノーマン・タケウチ氏に対し、在外公館長表彰を授与しました。タケウチ氏は、1961年にバンクーバー美術学院(現在のエミリー・カー美術大学)を卒業し、広告代理店に勤めた後、英国ロンドンに活動の拠点を移してから画家としてのキャリアを歩み始めました。サイケデリックでポップな作品から社会の矛盾を描写したシリアスな作品まで、タケウチ氏が生きた激動の時代が作品に投影されています。
式典では、山野内大使が挨拶を行い、ノーマン・タケウチ氏が絵画を通じて日系人の歴史を継承してきた功績を称えつつ、タケウチ氏が過去と現在と未来を結ぶ「橋」であり、日本とカナダを結ぶ「橋」であると述べました。これに対し、タケウチ氏は、今般の受章への謝意を述べると共に、式典に出席したオタワ市美術館関係者(OAG)や友人らに感謝の意を表しました。また、現在オタワ市美術館(OAG)にて開催されている竹内氏の回顧展「Shapes in Between」で共同キュレーターを務めたサチコ・オクダ元日系協会(OJCA)会長の祝辞に続き、作家で同回顧展のカタログを執筆したフランシス・イタニ氏より祝辞が述べられました。最後に、メリッサ・ミハル・カミバヤシオタワ日系協会(OJCA)会長が乾杯の音頭を取りました。
式典では、タケウチ氏とカナダ人でグラフィックアーティストであるネヴィル・スミス氏とで共同デザインで1970年大阪日本万国博覧会カナダ館に展示された『スーパーバス(Superbus)』に関するショートフィルムも上映されました。
オタワ市美術館(OAG)にて開催中のノーマン・タケウチ氏回顧展「Shapes in Between」(2024年3月24日まで)は、同美術館で開催される初めての日系カナダ人画家による特別展です。
式典では、山野内大使が挨拶を行い、ノーマン・タケウチ氏が絵画を通じて日系人の歴史を継承してきた功績を称えつつ、タケウチ氏が過去と現在と未来を結ぶ「橋」であり、日本とカナダを結ぶ「橋」であると述べました。これに対し、タケウチ氏は、今般の受章への謝意を述べると共に、式典に出席したオタワ市美術館関係者(OAG)や友人らに感謝の意を表しました。また、現在オタワ市美術館(OAG)にて開催されている竹内氏の回顧展「Shapes in Between」で共同キュレーターを務めたサチコ・オクダ元日系協会(OJCA)会長の祝辞に続き、作家で同回顧展のカタログを執筆したフランシス・イタニ氏より祝辞が述べられました。最後に、メリッサ・ミハル・カミバヤシオタワ日系協会(OJCA)会長が乾杯の音頭を取りました。
式典では、タケウチ氏とカナダ人でグラフィックアーティストであるネヴィル・スミス氏とで共同デザインで1970年大阪日本万国博覧会カナダ館に展示された『スーパーバス(Superbus)』に関するショートフィルムも上映されました。
オタワ市美術館(OAG)にて開催中のノーマン・タケウチ氏回顧展「Shapes in Between」(2024年3月24日まで)は、同美術館で開催される初めての日系カナダ人画家による特別展です。
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山野内大使祝辞 |
表彰状を手にするタケウチ氏と山野内大使 |
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竹内氏答辞 |
サチコ・オクダ氏祝辞 |
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フランシス・イタニ氏祝辞 |
タケウチ夫妻、山野内大使 |
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メリッサ・ミハル・カミバヤシ・オタワ日系協会(OJCA)会長による乾杯 |
Superbus |
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竹内氏の作品及び家族写真の展示 | 関係者と共に |