トニー・ウォルビー氏に対する在外公館長表彰授賞式の開催
令和7年5月21日
2025年5月21日、山野内勘二大使は、柔道パラリンピック選手であるトニー・ウォルビー氏に対し、柔道を通じた両国関係の発展のために尽力した功績を顕彰し、在外公館長表彰を授与しました。
トニー・ウォルビー氏は7歳で高橋道場にて柔道をはじめ、進行性の視覚障がいと診断されながらも、16歳で健常者のナショナルチームに選出され、長年にわたり国内外の舞台で活躍してきました。35歳で失明が正式に認定されたことを機に、視覚障がい者柔道へと転向し、2012年ロンドン・パラリンピック、2016年リオデジャネイロ・パラリンピックをはじめ、多数の国際大会に出場されました。
2021年には、カナダの視覚障がい者として初めて六段の昇段を果たしたほか、競技柔道引退後は、視覚障がい者として唯一、形競技の世界大会に継続的に出場するなど、現在も第一線でカナダ及び国際社会における柔道の普及・発展に貢献しています。指導者としても精力的に活動しており、オリンピック2大会出場のニック・トリットン選手をはじめとする有力選手のコーチを務めるほか、高橋道場においても幅広い層の柔道家の育成に尽力し、柔道を通じた人材育成と日加間の友好促進に貢献しています。
また、2018年から2022年にかけてはカナダ・パラリンピック委員会アスリート評議会の議長を務め、2022年以降はカナダスポーツ倫理センター理事、および同センター倫理委員会の委員長として、スポーツ界における倫理的基盤の強化に尽力しています。
式典では、山野内大使がトニー・ウォルビー氏の功績を称える祝辞を述べた後、表彰状を授与しました。これに対し、ウォルビー氏は、家族やパラリンピック委員会、道場関係者、に対し、感謝の意を表しました。続いて、セバスティアン・ルミール加日議連執行部下院議員、ダリル・フリドハンドラー加日議連上院議員、トニー・ウォルビー氏に柔道を教授してきたブライアン・ミタニ氏がそれぞれ祝辞を述べ、最後に、高橋道場を代表して高橋アリン氏が祝辞・乾杯を行いました。また、式典には、ミキ・マセソン国際パラリンピック理事も出席しました。
トニー・ウォルビー氏は7歳で高橋道場にて柔道をはじめ、進行性の視覚障がいと診断されながらも、16歳で健常者のナショナルチームに選出され、長年にわたり国内外の舞台で活躍してきました。35歳で失明が正式に認定されたことを機に、視覚障がい者柔道へと転向し、2012年ロンドン・パラリンピック、2016年リオデジャネイロ・パラリンピックをはじめ、多数の国際大会に出場されました。
2021年には、カナダの視覚障がい者として初めて六段の昇段を果たしたほか、競技柔道引退後は、視覚障がい者として唯一、形競技の世界大会に継続的に出場するなど、現在も第一線でカナダ及び国際社会における柔道の普及・発展に貢献しています。指導者としても精力的に活動しており、オリンピック2大会出場のニック・トリットン選手をはじめとする有力選手のコーチを務めるほか、高橋道場においても幅広い層の柔道家の育成に尽力し、柔道を通じた人材育成と日加間の友好促進に貢献しています。
また、2018年から2022年にかけてはカナダ・パラリンピック委員会アスリート評議会の議長を務め、2022年以降はカナダスポーツ倫理センター理事、および同センター倫理委員会の委員長として、スポーツ界における倫理的基盤の強化に尽力しています。
式典では、山野内大使がトニー・ウォルビー氏の功績を称える祝辞を述べた後、表彰状を授与しました。これに対し、ウォルビー氏は、家族やパラリンピック委員会、道場関係者、に対し、感謝の意を表しました。続いて、セバスティアン・ルミール加日議連執行部下院議員、ダリル・フリドハンドラー加日議連上院議員、トニー・ウォルビー氏に柔道を教授してきたブライアン・ミタニ氏がそれぞれ祝辞を述べ、最後に、高橋道場を代表して高橋アリン氏が祝辞・乾杯を行いました。また、式典には、ミキ・マセソン国際パラリンピック理事も出席しました。
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挨拶をする山野内大使 |
答辞を述べるウォルビー氏 |
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ルミール加日議連執行部下院議員による祝辞 |
フリドハンドラー加日議連上院議員による祝辞 |
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ミタニ氏による祝辞 |
高橋氏による乾杯 |
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山野内大使とウォルビー氏 |
ウォルビー氏とマセソン国際パラリンピック委員会理事 |
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高橋道場メンバーとともに |