川崎洋介氏に対する在外公館長表彰授章式の開催

令和5年9月12日
 2023年9月12日、山野内勘二大使は、国立芸術センター管弦楽団(National Arts Centre(NAC)Orchestra)のコンサート・マスターを務める川崎洋介氏に対し、在外公館長表彰を授与しました。川崎氏は6歳でヴァイオリンを始め、2007年に、37年間NAC管弦楽団を率いたウォルター・プリスタフスキ氏の後任として同管弦楽団のコンサート・マスターに就任しました。川崎氏は、現在、アフィニス夏の音楽祭(日本)とオフ・ザ・ビーテン・パス(ブルガリア)の音楽監督を務めるほか、今秋よりNHK交響楽団の客演首席ヴァイオリン奏者となります。

 式典では、山野内大使が挨拶を行い、川崎氏の音楽家としてだけでなく教育者としての貢献を称える祝辞を述べました。また、川崎氏がNAC管弦楽団のメンバー間だけでなく、世界において特に日本とカナダ両国の架け橋として果たしている役割に称賛と感謝の意を表明しました。これに対し、川崎氏は、今般の受章への謝意を述べると共に、式典に出席した楽団員や友人らに感謝の意を表しました。

 続いて式典では、アナベル・クルティエ国立芸術センター戦略・コミュニケーション部長より祝辞が述べられました。また、ネルソン・マクドゥーガルNAC管弦楽団マネージング・ディレクターも、川崎氏のリーダーシップと人柄を称える言葉を贈りました。最後に、アレクサンダ―・シェリーNAC管弦楽団音楽監督が乾杯の音頭を取りました。

 式典に続いて来賓は、山野内大使のピアノ伴奏と共にジョン・レノンの「イマジン」を披露しました。

 
山野内大使祝辞

 
勲記を手にする川崎氏と山野内大使

 
川崎洋介夫妻、山野内大使夫妻 国立芸術センター関係者と共に