カナダ国立美術館「氾濫 20世紀日本の写真展」

令和元年11月13日

オープニングイベントの開催

 10月10日、カナダ国立美術館において、10月11日から明年3月22日まで行われる「氾濫 20世紀日本の写真展(英題:Hanran: 20th-Century Japanese Photography)」のオープニングイベントが行われました。
 
 本展は、カナダ国立美術館と横浜美術館の共催により開催され、横浜美術館所蔵の「昭和」の時代に撮影された著名な28人の写真家による作品が展示されています。
 
 オープニングイベントで石兼大使は挨拶を行い、海外で初展示となる本展覧会を主催するカナダ国立美術館に対して謝意を述べると共に、同美術館と横浜美術館の素晴らしい協力により実現した旨話しました。また、写真を通じて日本の変遷や文化を知る機会として欲しいと述べました。続いて、カナダ国立美術館を代表してアン・エスチャパス副館長と横浜美術館の主任学芸員である木村絵里子氏がそれぞれ挨拶を行いました。
 

Japanese National Culture Dayの開催

 11月3日、同博物館内のスコシアバンク・グレート・ホールと講堂において、日本の「文化の日」に併せて「Japanese National Culture Day」が開催されました。オタワ日本人女性コーラスグループ「メロディ・オブ・ジャパン」による日本の歌が披露された他、板橋僚子氏とご子女による力強く、華やかな津軽三味線と太鼓の演奏も行われ、その日は美術館全体が「和」の雰囲気に包まれました。また当日は、ジェイコブ・コバリオ・カールトン大学歴史学科准教授による昭和の時代の日本についての講演や体験型の日本のちょうちん作りも行われました。

 
10月10日の写真展オープニングイベントで挨拶する石兼大使

 
アン・エスチャパスカナダ国立美術館副館長による挨拶

 
木村絵里子横浜美術館主任学芸員による挨拶

 
石兼大使と展示会関係者との記念写真

 
オタワ日本人女性コーラスグループによるコンサートの様子

 
ジェイコブ・コバリオ・カールトン大学歴史学科准教授による
講演の様子
 




板橋僚子氏とその子女による三味線や太鼓の演奏 三味線と太鼓の演奏が行われたスコシアバンク・グレート・ホール