茶道紹介事業の実施

令和6年4月17日
 4月17日、当館はオタワ・インターナショナル・クラブ(ICO)との共催にて、大使公邸において茶道紹介事業を催しました。
 
 山野内勘二大使は冒頭挨拶にて、人の心に平穏と調和をもたらす茶道を紹介できる機会を設けられたことを嬉しく思うと挨拶しました。
 ICOのイザベラ・アボルス氏による紹介に続き、裏千家淡交会によるデモンストレーションが行われました。ヴァレリー・メスプレデー氏が茶道の歴史を説明した後、上田宗光専任講師が御園棚を使った立礼式お点前を披露しました。参加者は各作法において詳しい解説を聞きながらお点前を見ることで、茶道への理解を深めることができました。お点前披露の最中には、茶室のインテリアや茶道具について解説を行い、手順のみならず、茶道の中で大切にされている心の修養についても紹介しました。お点前後の質疑応答では非常に活発に多くの質問がなされ、約60名の参加者が日本の茶道文化への理解を深め、茶道に代表される日本文化への関心を高めました。
 
冒頭挨拶を行う山野内大使

 
司会のアボルス氏による紹介

 
茶道デモンストレーションの様子

 
質疑応答の様子 山野内大使と講師、ICO幹部