「Magical Imperfection: The Life and Architecture of Raymond Moriyama」 上映会・監督トークショーの開催
令和7年1月23日
1月23日、当館は、オタワ日系協会(OJCA)と共催し、当館広報文化センターにおいて「Magical Imperfection: The Life and Architecture of Raymond Moriyama」映画上映会と監督登壇のトークショーを開催しました。本上映会には、来賓として、カナダ戦争博物館の館長を始め、モリヤマ・テシマ建築事務所スタッフにご参加いただきました。
20世紀を代表するカナダで最も著名な建築家の一人であり、トロントのMoriyama Teshima Architectsの共同創設者であるレイモンド・モリヤマ氏は、カナダ戦争博物館や在日カナダ大使館、日系文化会館(J C C C)、オンタリオ・サイエンス・センター、オタワ市庁舎、バータ靴博物館など、カナダ国内外で数多くの象徴的な歴史的建造物の設計に携わりました。映画「Magical Imperfection: The Life and Architecture of Raymond Moriyama」は、日系人モリヤマ氏の第二次世界大戦中の収容等、辛く過酷な経験を通して、同氏がたどり着いた平等、包摂、民主主義という建築哲学について語られた映画です。
山野内勘二大使は冒頭挨拶において、モリヤマ氏は、建築家としてのみならず、日本とカナダの友好関係の増進に多大な貢献をされたと述べました。また、モリヤマ氏の偉大な功績が認められ、カナダ勲章を始め、日本最高位の勲章の一つである旭日小綬章を受章された旨話しました。
上映後、同映画の監督兼プロデューサーであるスコット・カルベック氏とモデレーターとして、オタワ日系コミュニティ協会(OJCA)元会長のオクダ・サチコ氏を迎えてアフタートークが行われました。映画制作にあたっての監督の体験及び制作の背景に加え、ユーモア、謙虚且つ寛大さに溢れたモリヤマ氏の人となりを感じさせるユニークなエピソードを紹介しました。
上映会には140人以上が参加し、会場は満席となりました。質疑応答では、カルベック氏に映画制作にあたっての体験等について質問がありました。多くの参加者からは、カナダのために人生のすべてを捧げたモリヤマ氏に感銘を受け、今後も同氏について語り継ぐことが重要である等の声が寄せられました。
20世紀を代表するカナダで最も著名な建築家の一人であり、トロントのMoriyama Teshima Architectsの共同創設者であるレイモンド・モリヤマ氏は、カナダ戦争博物館や在日カナダ大使館、日系文化会館(J C C C)、オンタリオ・サイエンス・センター、オタワ市庁舎、バータ靴博物館など、カナダ国内外で数多くの象徴的な歴史的建造物の設計に携わりました。映画「Magical Imperfection: The Life and Architecture of Raymond Moriyama」は、日系人モリヤマ氏の第二次世界大戦中の収容等、辛く過酷な経験を通して、同氏がたどり着いた平等、包摂、民主主義という建築哲学について語られた映画です。
山野内勘二大使は冒頭挨拶において、モリヤマ氏は、建築家としてのみならず、日本とカナダの友好関係の増進に多大な貢献をされたと述べました。また、モリヤマ氏の偉大な功績が認められ、カナダ勲章を始め、日本最高位の勲章の一つである旭日小綬章を受章された旨話しました。
上映後、同映画の監督兼プロデューサーであるスコット・カルベック氏とモデレーターとして、オタワ日系コミュニティ協会(OJCA)元会長のオクダ・サチコ氏を迎えてアフタートークが行われました。映画制作にあたっての監督の体験及び制作の背景に加え、ユーモア、謙虚且つ寛大さに溢れたモリヤマ氏の人となりを感じさせるユニークなエピソードを紹介しました。
上映会には140人以上が参加し、会場は満席となりました。質疑応答では、カルベック氏に映画制作にあたっての体験等について質問がありました。多くの参加者からは、カナダのために人生のすべてを捧げたモリヤマ氏に感銘を受け、今後も同氏について語り継ぐことが重要である等の声が寄せられました。
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冒頭挨拶を行う山野内大使 |
上映会の様子 |
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参加者からの質問に答える監督兼プロデューサーのカルベック氏 |
カルベック氏及びオクダ氏、カナダ戦争博物館、モリヤマ・テシマ建築事務所関係者、モリヤマ氏の甥であるクリス・ハタシタ氏 |