ノーマン・タケウチ回顧展「Shapes in Between」オープニング式典の実施

令和5年4月13日
 4月13日、日本大使館は、4月1日からオタワ市美術館(OAG)にて開催されている日系カナダ人画家ノーマン・タケウチ氏の回顧展「Shapes in Between」のオープニング記念式典を同美術館と共催の上で行い、当地日系コミュニティ関係者やオタワ市関係者等多くの参加者を得ました。
 
 同式典において、山野内大使は、日系人画家としてのタケウチ氏の作品に触れ、過去と未来を繋ぐものであり、希望を与えるものである旨述べました。また、1970年の大阪万博においてカナダ館のデザインに貢献したタケウチ氏の活動にも触れ、2025年の大阪・関西万博の成功に向け、日本はカナダと協力していく旨述べました。
そのほか、同美術館のアレクサンドラ・バドザック館長、マーク・シャーン理事長、マーク・サトクリフ・オタワ市長が挨拶を行い、本絵画展は、日系コミュニティへの理解を促進し、コミュニティ間の連帯を深める素晴らしい機会である旨述べました。
 
 会場では日本大使公邸料理人の実演による握りずしや日本酒が提供され、参加者に大変好評でした。
 
 その後、当地の和太鼓グループ・音和太鼓と先住民太鼓グループ・スピリット・ウルフ・シンガーズによるコラボレーション演奏が行われました。
 
 タケウチ氏の回顧展「Shapes in Between」は8月27日まで開催されています。
 
バドザック館長による紹介 挨拶する山野内大使 挨拶するシャーン理事長 挨拶するサトクリフ市長
 
(左から)シャーン理事長、山野内大使、ノーマン・タケウチ夫妻、
サトクリフ市長、バドザック館長
 
嶋公邸料理人による握りずしの実演

 
音和太鼓とスピリット・ウルフ・シンガーズによるコラボ演奏の様子