日加修好90周年・ラグビーワールドカップ2019及び2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会プロモーション行事の開催 「Passing the Torch into the Future: Celebrating the 90th Anniversary of Canada-Japan Diplomatic Relations」

2019/3/22
 3月6日、日本で開催されるラグビーワールドカップ2019及び2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた日加修好90周年記念イベントをカナダ外務省と共催しました。同イベントの開催には,カナダ・オリンピック委員会、カナダ・パラリンピック委員会及びカナダ・ラグビー協会の協力もいただきました。

 開会式では、ドナルド・ボビアッシュ・カナダ外務省次官補及びビッキ・ウォーカー遺産省スポーツ・カナダ局長が挨拶を行いました。続いて、石兼大使より、昨年に引き続き本年も日加両国において日加修好90周年を共に祝い,両国関係を一層発展させたいこと、特に、ラグビーワールドカップ2019や2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催を控え、スポーツを通じたさらなる関係構築を期待する旨述べました。

 ラグビーワールドカップ2019にはカナダも出場します。カナダ・ラグビー界を牽引したアル・シャロン元ラグビー選手がカナダ・ラグビー協会を代表して挨拶を行い、ラグビー界においては日加両国が協力し、切磋琢磨し,振興・発展に貢献していると述べました。来年2020年には、東京オリンピック・パラリンピック競技大会が日本で開催されます。デービッド・シューメーカー・カナダオリンピック委員会CEO及びマーク=アンドレ・ファビエン・同パラリンピック委員長が、同競技大会への関心を高め、機運醸成につなげる挨拶を行いました。

 20世紀初頭、バンクーバーでは日系人の野球チーム「バンクーバー朝日」が大いに活躍しました。メリッサ・カミバヤシ=ステープル・オタワ日系協会(OJCA)会長が、「バンクーバー朝日」の活躍の様子と第二次世界大戦で2万2千人の日系カナダ人が強制収容所に収容され解散した歴史、今年4月にはカナダ郵便公社が同野球チームの記念切手を発行する旨紹介しました。これに続き、「バンクーバー朝日」短編ビデオ(Heritage Minute制作)が上映されました。

 また、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に際し、キャンプ地としてカナダ陸上チームをホストする岐阜県の古田肇県知事からのビデオメッセージが上映されました。同知事は、カナダの公用語である英語と仏語でカナダ代表選手団と観光客の皆さんを岐阜県に迎えることを心待ちにしている旨述べ、オリンピック・パラリンピックに向けた機運を高めました。

 オープニング式典の最後に、オタワで50年に亘り柔道を教えてきたタカハシ道場に対し、柔道を通じた両国関係発展への貢献を称える在外公館長表彰を行い、石兼大使から創設者の一人であるジューン・タカハシ氏及びアリン・タカハシ氏に表彰を授与しました。同道場は、武道を通じて日本文化の普及に顕著な功績を残した他、柔道オリンピック選手も数多く輩出してきました。式典は、タカハシ道場で学ぶ児童を含む道場関係者によるエネルギッシュなデモンストレーションで締めくくられました。

 引き続いて行われたレセプションでは、和食や日本酒が振る舞われ、ラグビーワールドカップ2019及び2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会への関心を高め、訪日への関心を喚起する機会となりました。会場ではこれら国際スポーツ大会を案内する映像及び観光ビデオが上映され、各地の魅力、日本の美しさや日本文化の豊かさが存分に紹介されました。
 
石兼大使による挨拶

 
ドナルド・ボビアッシュ・カナダ外務省次官補による挨拶

 
ビッキ・ウォーカー遺産省スポーツ・カナダ局長による挨拶

 
カナダを代表する元ラグビー選手であるアル・シャロン氏による挨拶

 

 
©Sam Garcia
デービッド・シューメーカー・カナダオリンピック委員会CEOによる挨拶

 
マーク=アンドレ・ファビエン・カナダパラリンピック委員長による挨拶

 
©Sam Garcia

 
日系人野球チーム「バンクーバー朝日」を紹介するメリッサ・カミバヤシ=ステープル・オタワ日系協会(OJCA)会長
 
日系人野球チーム「バンクーバー朝日」
(Heritage Minute制作映像)
 
古田肇・岐阜県知事によるビデオメッセージ

 
タカハシ道場に在外公館長表彰を授与する石兼大使

 
©Sam Garcia
©Sam Garcia
タカハシ道場による柔道のデモンストレーション
 
 
©Sam Garcia
©Sam Garcia
柔道のデモンストレーションを披露したタカハシ道場の関係者

 
左から、ボビアッシュ・カナダ外務省次官補、シューメーカー・カナダオリンピック委員会CEO、石兼大使、ファビエン・カナダパラリンピック委員長、ウォーカー遺産省スポーツ・カナダ局長、アル・シャロン氏