自衛隊創立記念レセプションの開催

令和6年9月18日
 2024年9月18日、山野内勘二大使は、自衛隊創立70周年を記念し、自衛隊創立記念レセプションを開催しました。
 
 同レセプションには、アーメッド・フッセン国際開発大臣、ロブ・オリファント外務大臣政務官、ジョン・マッケイ国防委員長、アリ・エサーシ外務委員長、スタン・クッチャー上院議員(加日議連共同議長)、テリー・シーアン下院議員(加日議連共同議長)など多くの連邦議員のほか、ケルシー参謀副総長、ライト陸軍司令官、トプシー海軍司令官などの多くのカナダ軍関係者、連邦政府・議会・司法関係者、各国外交使節団長、各国武官、学術、文化、ビジネス関係者等、約350名が参加しました。
 
 同レセプションは、オタワ大学及びカールトン大学の卒業者で混成された三重奏によるカナダ国歌及びトロント大学学生の独唱による日本国歌で幕開けしました。
 
 山野内大使は冒頭挨拶において、自衛隊は、1954年の創設以来、国内外で重要な役割を果たし、70年間、常に国民の安全と平和の維持に貢献してきた旨言及し、急速に深まる日加防衛関係を称賛しました。また、これまで築いてきた自衛隊とカナダ軍の強い絆が、今後直面するであろう新たな課題に対応するための礎になるとし、両軍間の益々の関係強化に期待しました。
 
 また、マッケイ国防委員長、エサーシ外交委員長及びケルシー加軍参謀副総長による来賓挨拶の後、クッチャー上院議員やシーアン下院議員及びメリッサOJCA会長等による餅つきのデモンストレーションを行うとともに、第二次世界大戦終戦間際に女川湾で戦死したグレイ中尉の大姪でオタワ在住のマルシア・ジョージ氏が乾杯の音頭を取りました。
 
 会場では、嶋公邸料理人が実演を交えつつ握り寿司を提供するとともに、カレーライス(海軍カレー)及び唐揚げ(空自空上げ)を振る舞いました。また、日本酒ブースによる日本酒の提供、また、多くの館員配偶者による和装は、日本独特の文化を紹介できたとともに、レセプションに華を添えることができました。
 
 また、同レセプションの終盤には、大使を含む館員等で構成される音楽バンドによる演奏を披露するとともに、一部の大使や各国武官等が演奏に参加するなど、自衛隊記念日が盛大に祝われました。


 
挨拶する山野内大使

 
山野内大使とフッセン国際開発大臣及びシーアン加日議連共同議長

 
挨拶するマッケイ国防委員長

 
挨拶するエサーシ外務委員長

 
挨拶するケルシー参謀副総長

 
ジョージ氏による乾杯

 
クッチャー上院議員、シーアン下院議員、メリッサOJCA会長による餅つきデモンストレーション
 
参加した各国武官

 
寿司ブース 有志によるバンド演奏