自衛隊創立記念レセプションの開催

令和7年9月24日
 2025年9月24日、山野内勘二大使は、自衛隊記念日レセプションを開催しました。
 
 同レセプションには、ミカエル・ジャン元カナダ総督、テリー・シーアン下院議員(加日議連共同議長)、クリスタ・ロス上院議員(加日議連副議長)、アンジェロ・イアコノ下院議員(加日議連副議長)など多くの連邦議員のほか、デイブ・ヤーカー加軍サイバー司令部司令官、デニス・オーリー空軍副司令官、ミカエル・フーパー加軍参謀副長などの多くのカナダ軍関係者、連邦政府・議会・司法関係者、各国外交使節団長、各国武官、学術、文化、ビジネス関係者等、約450名が参加しました。
 
 同レセプションは、カナダの先住民による清めの儀式から始まり、オタワを拠点とする音和太鼓による和太鼓の演奏、ドゥ・ラ・サル高校生徒の演奏によるカナダ国歌及びトロント大学学生の独唱による日本国歌で幕開けしました。

 山野内大使は冒頭挨拶において、自衛隊は、1954年の創設以来、国内外で重要な役割を果たし、71年間、常に国民の安全と平和の維持に貢献してきた旨言及した上で、急速に深まる日加防衛関係を称賛しました。また、これまで築いてきた自衛隊とカナダ軍の強い絆が、今後直面するであろう新たな課題に対応するための礎になるとし、両軍間の益々の関係強化に期待する旨を述べました。
 
 続いて、ジャン元カナダ総督及びヤーカー加軍サイバー司令部司令官による来賓挨拶のあと、ロス加日議連副議長が乾杯の音頭を取りました。
 
 会場では、嶋公邸料理人が実演を交えつつ握り寿司を提供するとともに、カレーライス(海軍カレー)及び唐揚げ(空自空上げ)を振る舞いました。また、日本酒及び梅酒ブースによる酒の提供に加えて、多くの館員配偶者による和装は、日本独特の文化を紹介できたとともに、レセプションに華を添えることができました。更に、日加共同で行われた訓練風景などの写真展示を行うとともに、自衛隊広報ビデオを放映し、日加防衛関係における広報文化発信も行いました。
 
 また、同レセプションの終盤には、大使を含む館員並びに他国の大使等で構成される音楽バンドによる演奏を披露するとともに、各国武官等が演奏に途中参加するなど、自衛隊記念日が盛大に祝われました。


 
挨拶する山野内大使

 
挨拶するジャン元カナダ総督

 
挨拶するヤーカー加軍サイバー司令官

 
ロス加日議連副議長による乾杯

 
音和太鼓による太鼓演奏

 
寿司ブース

 
有志によるバンド演奏

 
写真等展示

 
会場の様子