草月流いけばな展「Revealing Nature’s Beauty」の開催

令和6年9月29日
 9月28日及び29日、当館において、草月流いけばなオタワ支部による本年度の生け花展「Revealing Nature’s Beauty」が行われ約400人の来場者にご覧いただきました。草月流の「いつでも、どこでも、だれにでも」という理念のもと、秋らしい落ち着いたシックな色合いの作品が展示空間に温かみをもたらしました。また、いけばな制作に欠かせない花ばさみや花留め、花器などのいけばな関連用品を紹介するコーナーも設けられました。
 
 初日に行われた開会式では、イレイン・シグラー草月流いけばなオタワ支部会長が冒頭挨拶を行いました。本年9月5日に大使公邸で行われたいけばな3団体に対する在外公館長表彰授章式に触れ、草月流いけばなオタワ支部創設者や関係者に感謝の意を表明しつつ、今後もいけばなを通じて日本文化の理解促進に尽力する旨述べました。続いてクレア・マッカーディ、ロザリオ・ロメロ・キャストロ共同展示担当理事より展示テーマの説明が行われました。最後に、山野内勘二大使が挨拶を行い、同表彰授章式について言及し、改めて28年間に亘り、いけばな文化の発展、振興に寄与してきた草月流いけばなオタワ支部に心からの謝意を表しました。


 
山野内大使による挨拶
 
シグラー草月流いけばなオタワ支部会長による挨拶
 
マッカーディ及びロメロ・カストロ共同展示担当理事による挨拶




展示作品(一部)


 
展示作品の説明を受ける山野内大使

 
展覧会の様子

 
右から、山野内大使、シグラー会長、マッコーイ共同展示担当理事、ブロー会員、ロメロ・キャストロ共同展示担当理事