2019年度 草月流生け花展 –わびさびと生け花- の開催

令和元年10月16日
 10月5日~6月日、当館広報文化センターにおいて、草月流生け花オタワ支部は、『わびさびと生け花』のテーマの本年度の展示会を開催しました。
 
 開会式で石兼大使は、「秋の到来にともない、自然界に生きている花々と同様、本展示会で生けられた花は、時間の経過と共に色褪せてしまう。しかし、その美しさは決して消えて無くなることはない。そのようにはかない変化を見せる自然の姿は、作品をより一層美しくユニークなものにする」と述べました。また、クレア・マッカーディ草月オタワ支部長及びアン・ブロー展示担当理事もそれぞれ挨拶を行いました。
 
 2日間に亘って行われた本展示会には、400名以上が来場しました。来場者は、わびさびを表現した生け花の鑑賞を通じ、その奥深さを改めて体感できただけでなく、趣のあるカナダの初秋を感じました。
 
石兼大使による挨拶

 
クレア・マッカーディ草月
オタワ支部長による挨拶
 
アン・ブロー展示担当理事による挨拶

 
 

 
ブロー展示担当理事より作品の解説を受ける石兼大使夫妻

 
展覧会の様子

 
左から、石兼大使夫妻、マッカーディ草月オタワ支部長、ブロー展示担当理事