文化交流使・柳原尚之氏による和食に関する公開講座 |
10月15日、オタワ市内の専門学校であるLa Citéにおいて、料理研究家の柳原尚之氏が “Washoku for all – What is Japanese Cuisine? – ”と題して公開講義を行いました。
柳原氏は東京の柳原料理教室の副主宰で、2013年に和食がユネスコの無形文化遺産に登録されたことを受け、更なる和食の普及のため、今年8月より文化庁の文化交流使として派遣され、ニュージーランド、南米、北米を訪問し、10月に2週間ほどオタワに滞在しています。
この講義にはLa Citéの料理コースの学生の他、一般の希望者も含め、約50人の参加者が集まりました。 和食の特徴、だしの取り方などについてビデオや実演を加えながら、きめ細やかな解説が行われ、参加者は日本の風土から生まれ育った食文化に深い関心を持って聞き入っていました。
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La Citéのビジネス・ホテル・観光学部のLyne Michaud学部長による冒頭挨拶
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柳原氏を紹介する料理コース・コーディネーターのWayne Murphy氏
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大根の桂剥きを実演する柳原氏
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講義の様子
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北海道から取り寄せられた実物大の昆布
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講義の最後には、だしを使った吸い物が参加者に振舞われました |
(左から)Michaud学部長、柳原氏、Murphy氏 |