和食の夕べ「小さな秋みつけた」の開催

 


  

 10月22日、門司大使夫妻は13日から25日まで当地に滞在した文化交流使・柳原尚之氏を公邸に迎え、藤井一郎公邸料理人とのコラボレーションによる和食の夕べを開催しました。この日は、オタワの有名レストランのオーナー、シェフ、世界的ソムリエ、フードライター等食の専門家が招かれ、柳原氏による和食に関する講義に引き続き、6コースの本格的和食と、酒サムライの称号を持つ門司大使が各々の料理に合わせて選んだ7種類の日本酒が振舞われました。

 

 ゲストからは、食事の味の良さに加え、五感を刺激する盛り付け、多彩な日本酒とそれらの異なる料理との相性、大使夫妻によるおもてなし、さらに柳原氏による講義により、UNESCOの無形文化遺産に登録された和食の素晴らしさをよく理解することができた、大変満足したという声が多く聞かれました。

 

 また、翌23日は、柳原氏が行った和食の公開講座関係者や市内有名シェフらを招き、柳原氏も会食に参加する形での和食の夕べとなりました。

 

 門司大使は、今後とも和食の心をカナダに広く伝えていくため、このような機会を引き続き持つようにしたいと述べました。

 

 当日の参加者のインタビュー等をまとめたビデオはこちらからご覧頂けます。

 

 

  

 

食材の買出しをする柳原氏と藤井公邸料理人

 

 

 

 

腕を振るう二人のシェフ

 

 

 

 

 

門司大使による冒頭挨拶

 

 

 

 

大使夫妻と柳原氏、藤井公邸料理人

 

 

 

 

講義の様子

 

 

 

 

22日の会食の様子

 

 

 

 

 

ゲストを代表して謝辞を述べるMargaret Dickenson氏

 

 

 

 

23日の会食の様子

 

 

 

 

 

 

 

前菜

・酢の物 柑橘釜
・鴨胸肉の山椒焼き
・南瓜擦り流し
・菊花と菊菜と茸のお浸し
・唐墨大根
・天然スモークサーモン求肥巻き

・公魚蛇籠蓮子

 

 

日本酒

・夜明け前 純米大吟醸

 

 

 

温物

・カナダ産松茸土瓶蒸し

 

 

日本酒

・大信州 辛口特別純米酒

 

 

 

お凌ぎ

・手毬寿司
・湯葉寿司

・焼き鯖寿司

 

 

日本酒

・本洲一 吟醸酒

 

 

 


焼き物

・真魚鰹西京焼き
・ケベック産の天然舞茸
・甘露栗
・翡翠銀杏

・ビーツ出汁煮

 

日本酒

・磯自慢 特別純米 雄町

 

 

 

肉料理

・アンガス牛フィレステーキ
・秋野菜の落葉盛り
・長いも大根エリンギピーマン二種

・和風クレソン山葵ソース

 

 

日本酒

・福千歳 圓 山廃特別純米 (ぬる燗:40℃)
・東光 秘蔵古酒  生酛本醸造原酒

 

 

 

甘味

・安納芋と金時芋の抹茶モンブラン

 

日本酒

・華鳩 貴醸酒 8年貯蔵

 

 

 

 

 

 

当日のメニューに合わせて門司大使によってセレクトされた日本酒

 

 

 

会食後、ゲストからの質問に答える柳原氏

 

 

 

 

 

大使夫妻と22日のゲストの皆さん

 

 

 

大使夫妻と23日のゲストの皆さん

 

 

 

関連リンク

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文化庁文化交流使 公式サイト