9月23日、日本大使館と国際交流基金の共催で、オタワ国際アニメーション映画祭が「世界の舞台における日本のアニメーション作家たち」と題してパネルディスカッションをSt-Brigid’s Centre for the Artsで開催しました。会場には約165人が集まり、昨年の最優秀短編アニメーショングランプリを受賞した二瓶紗吏奈氏のほか、折原良氏、原翔子氏がパネリストとして、また新千歳空港国際アニメーション映画祭ディレクター・土居伸彰氏が進行役を務めました。
門司大使は冒頭挨拶で日本国内外での経験から大きく影響を受けた作品を発表するアニメ作家たちを歓迎すると共に、このイベントが参加者にとって日本と海外のアニメ産業の相違や、作家の背景やインスピレーションを知る機会となると述べました。それぞれのパネリストの作品がトークの間に上映され、質疑応答も行なわれました。
オタワ国際アニメーション映画祭は毎年9月に開催される、北米最大級のアニメーション・フェスティバルで、世界の最先端を行く斬新な作品が紹介されています。後日、折笠良氏が本年度の最優秀実験・抽象作品賞を受賞しました。
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