9月29日、大使館講堂にて、政府関係者、各国大使、オーナー・ソムリエ・シェフ等のレストラン関係者、アルコール取り扱い業者、フード・ジャーナリストなど約50名を招待して、カナダへの日本酒の輸出促進の一環として、門司大使による日本酒講習会が行われました。
まず、日本酒造青年協議会による「酒サムライ*」の称号を持つ門司大使による講義が行われ、酒造りの概略、日本酒の分類、取扱い方や味わい方について解説がなされました。
その後、大使が厳選した13種類の日本酒の試飲に移り、招待客は、各自自由に多様な日本酒を飲み比べ、その違いを味わいました。参加者からは、このような講義の後の利き酒は初めてであり、日本酒の美味しさ、繊細さ、多様性が理解できた、カナダでも日本酒の入手がより容易になること期待する等の声が聞かれました。また、公邸料理人による細巻きなどのつまみも好評でした。
当日はトロントからオザワ・カナダ、泉酒造もブースを設置して参加し、各社で取り扱う日本酒の紹介を行いました。 当館で開催中の「108のぐい呑」展の作者桐谷順子氏のぐい呑みも試飲に使用させて頂きました。
*「酒サムライ」は日本酒造青年協議会から日本酒の素晴らしさを国内外に広めることに貢献している人に対して叙任される称号で、現在世界中に61人の酒サムライがいます。
**酒リスト
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