12月3日、当館とラトビア大使館との共催の下、ドキュメンタリー映画『ルッチと宜江』上映会を開催しました。同作品は、ラトビア共和国のスイティと呼ばれる人々の文化を研究するためラトビア共和国に渡った日本人学生の宜江とラトビア女性の中でも最高齢の1人であるルッチとの友情を描いたドキュメンタリー映画です。
本イベントには、オタワ市内在住のラトビア及び日系コミュニティを含む参加者約120人が出席しました。映画上映の前に行われたレセプションでは、日本酒や巻き寿司を始め、ラトビア共和国産のブラック・バルサムやおつまみが振舞われた他、参加者は、出展されている日本とラトビア共和国の観光ブースを見学しました。
門司大使とKarlis Eihenbaumsラトビア大使が冒頭挨拶を行い、異文化間の人物交流が相互理解を促す上で役割を担っていることを的確に表現しているドキュメンタリー作品であると称賛しました。さらに2016年は、日本とラトビア共和国の外交関係開設25周年の節目の年である点において、本イベントがタイミングよく開催された旨述べました。
参加者は、心温まる作品に大変感動し、驚くほど強い2人の女性の絆に心を動かされました。
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