1月30日、門司大使夫妻は、当館と国立芸術センター管弦楽団(National Arts Centre Orchestra:NACO)友の会共催事業である室内楽チャリティ・コンサート「Embassy Concert」を大使公邸にて開催しました。NACO友の会は音楽教育や若手音楽家育成のための資金を集める非営利団体です。友の会・会員50名、カナダ最高裁判所のBeverley MacLachlin長官夫妻を含め、約70名の参加者が集まりました。
門司大使は冒頭挨拶で、このようなコンサートが人々の相互理解を促進するとともに、カナダの音楽界に明るい未来をもたらす一助となるよう希望する旨述べました。その後NACOのコンサート・マスターである川崎洋介氏(バイオリン)、Vadim Serebryany氏(ピアノ)、Joanna G'froerer氏(フルート)、Rachel Mercer氏(チェロ)による演奏が始まり、川崎氏による各曲紹介の下、ガーシュウィンの「サマータイム」、ハーバーの「6つのミニアチュール」、ハイドンの「ロンドン・トリオ第1番」、そしてチャイコフスキーの「ピアノ三重奏曲イ短調作品50」が演奏されました。
コンサートの後、NACO友の会のRobert Lafleur会長が挨拶を行い、大使の支援に感謝すると共に、音楽分野における若年層支援に向けた収益の活用につき説明しました。
引き続き行なわれたレセプションでは、参加者に和食と日本酒が振舞われ、大使夫妻や演奏者の方々と交流する機会が設けられました。
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