生け花デモンストレーションの開催

 

 


 3月1日、当館主催の生け花デモンストレーションを大使館講堂にて開催しました。

 

 門司大使による冒頭挨拶に続き、生け花の歴史や哲学、本質、製作に必要な道具についての説明が行われ、二級家元教授のMarie-Eve Coupal講師及びアシスタントとして二級家元教授のHelen Westington氏を迎えてデモンストレーションが行われました。

 

 Coupal講師は、様々な種類の枝や花を駆使し、花を生ける規則と技術について解説しながら基本形の作品や、流木を土台とした大型で複雑な作品を披露しました。また、デモンストレーションは、随時参加者からの質問に答えるインタラクティブな形式で行われました。

 

 本イベントは、3月5日、6日に開催される小原流生け花展への関心を深めると同時に、多くの方に作品が作り上げられるまでの工程を見て頂く素晴らしい機会となりました。

  

 

冒頭挨拶をする門司大使

 

 

適当な長さに調節するため枝を切るCoupal講師

 

   

 

本イベントで解説を務め、二種類の生け方を説明するArmstrong氏

 

 

大きさと形が異なる流木が、生け花の工具を駆使して

どのように組み立てられるか説明するCoupal講師

 

   

 

 

 

 

左から、Coupal講師、門司夫妻、Westington氏、Armstrong氏