3月13日、日本大使公邸料理人である藤井一郎シェフは、当地オタワの専門学校であるLa Cité Collégiale にて、調理コースの学生約10人と学外から参加した地元の料理人数人を対象に和食に関するワークショップを行いました。 同ワークショップには門司大使夫人も出席し、学生からの質問に答えました。
ワークショップに先立ち、当館館員から和食についてのプレゼンテーションが行なわれました。
藤井シェフは、まず和食の基本である出汁の取り方を説明しつつ、味噌汁を作りました。続いて巻き寿司、握り寿司の基本説明を行い、学生たちも実際に寿司作りに挑戦しました。
カナダでも広く知られている寿司については、実際に作ったことがある学生はまだ少なく、また適切な米の量や握り方、具材の準備の仕方など、藤井シェフの具体的な指導は好評を得ました。
シンプルな調理方法で素材の味を活かす和食の素晴らしさが、未来のシェフたちを通して今後より一層カナダで楽しまれることが期待されます。
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