4.カンパイ・トロント参加
6月1日、門司大使は、オンタリオ日本酒協会(Sake Institute of Ontario: SIO)が主催したカナダ最大の日本酒イベント「カンパイ・トロント」に参加しました。
まず、JETRO(日本貿易振興機構)トロント事務所が主催し、オンタリオ日本酒協会が共催した、ビジネス、メディア向け日本酒利き酒セミナーに他の4人の酒サムライとともにパネリストとして出席しました。セミナーに参加した酒サムライは以下の方々です。Mr. John Gauntner(日及び米在住)、Mr. Elliot Faber(香港在住)、Mr. Antony Moss(英国在住)、Ms. Chizuko Niikawa-Helton(米国在住)。なお、Faber氏はカナダ人の酒サムライです。
主催者、JETROトロント事務所長及び門司大使の冒頭挨拶、酒サムライ1名による日本酒の味わい方の説明の後、5人の酒サムライが各々異なった日本酒について説明し、参加者とともに味わいました。レストランのオーナーやソムリエ、LCBO関係者、フード・ワイン・ジャーナリストなど約50名の参加者からは多くの質問が寄せられました。
セミナー終了後、門司大使は、酒サムライやオンタリオ日本酒協会のメンバーと、カナダで日本酒を普及させる上での問題点や対策等について意見交換を行いました。
その後、門司大使は、カンパイ・トロントの一般向けイベントにも参加し、日本から来訪した蔵元や他の参加者とも意見交換を行いました。このイベントには日本から65の蔵元が参加し、119種類の日本酒が提供されました。600名強に及ぶ参加者は、多くの種類の日本酒と酒の肴を楽しんでいました。
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