平成28年度 天皇誕生日祝賀レセプションの開催

 

  2016年11月23日、門司大使夫妻は、12月23日の天皇陛下御誕生日に先立ち、天皇誕生日祝賀レセプションを開催しました。同レセプションには、ディオン外相、マシコット及びシーアン加日議連共同議長を始めとする連邦政府・議会関係者、各国外交使節団長、日系カナダ人および在留邦人の代表、大学関係者、文化関係者、報道関係者、ビジネス関係者等、約470名の方々に出席いただきました。

 

 レセプションでは、日加両国の国歌斉唱に続き、門司大使がスピーチを行い、2016年の日加関係を振り返りながら、5月に行われた日加首脳会談で「日加協力新時代」を築き上げていくことについて両首脳が合意したことを紹介しつつ、経済、安全保障、文化・教育・青年交流等多様な分野で両国間の協力が進展を見ている旨述べました。また、明年のカナダ建国150周年、2018年の日加修好90周年、さらには2020年の東京オリンピック・パラリンピックといった機会を通じた両国関係の一層の発展への期待を表明しました。 会場の一角には2016年の日加両国間の要人往来の際の写真等も展示されました。

 

 主賓であるディオン外相はそのスピーチの冒頭で、天皇陛下の御歌を引用しつつ過去2回のカナダ御訪問に言及し、トルドー首相、カナダ政府及び国民を代表して、天皇陛下御誕生日への心のこもった祝意を日本語を交えながら述べました。その後、トルドー首相が最初のアジア訪問国として日本を選んだことを紹介しつつ、日加両国が基本的な価値を共有しており、あらゆる面で協力を進展させていると述べました。また、特に4月に同外相が訪日し広島平和記念資料館を訪問したことに触れながら、G7広島外相会合で発出された広島宣言を踏まえ核のない世界の実現に向けて両国が一層協力していくことの重要性について言及がありました。

 

 続いて、門司大使、ディオン外相、マシコット及びシーアン加日議連共同議長による鏡開きが行われ、日加協力新時代の幕開けを祝いました。



 会場では、公邸料理人による握り寿司、海老天ぷら等とともに、酒サムライの称号を有する門司大使の選定した日本各地の多種多様な日本酒が提供されました。また、新米、日本産梨の試食ブース、複数の日系企業のブース並びに日本政府観光局、日系航空会社及び旅行代理店の協力による日本観光コーナーも設けられました。

 

  小原流生け花副教務の菊池貢氏による生け花が壇上に設置され、レセプションに華を添えました。

 

  

 

門司大使夫妻とディオン外相

 

 

 

歓迎挨拶を行う門司大使

 

 

 

スピーチをするディオン外相

 

 

 

ディオン外相のスピーチを聞く門司大使夫妻と来場者

 

 

鏡開き (左からディオン外相、門司大使、マシコット及びシーアン加日議連共同議長)

 

 

日本酒ブース

 

 

 

和食ブース

 

 

 

写真展示(トルドー首相夫妻の訪日)

 

 

写真展示(G7サミット、外相会合)

 

 

 

 

菊池貢氏による生け花

 

 

 

日本政府観光局(JNTO)のブース

 

 

 

ANAのブース

 

 

 

 

富士フィルムのブース

 

 

 

H.I.Sのブース

 

 

 

伊藤園のブース

 

 

 

JALのブース

 

 

NTNのブース